なので、色々な本も出版されていますが、素人の目では、覚えるのは大変ですし、同じような名前のものもありますので、添加物の安全性を見分けるのが、本当に難しくなってしまいました。
いわゆる大手化粧品メーカーのスキンケア商品は、ほぼ全滅と考えて頂いて結構かと思います。
石けん類も同じで、一部のメーカーを除いては、殆どの商品に、合成界面活性剤が使われていますし。
あと、「弱酸性」という言葉に、惑わされないで頂きたいとも考えています。
日本消費者連盟発行「消費者レポート」第1129号に、太陽油脂の長谷川治さんが、以下のような投稿をされていますので、ご参照下さい。
最近多い「ビオレU」をはじめとする弱酸性といわれるもので、皮膚は弱酸性だから弱酸性がよいという論理です。この成分は化学調味料「グルタミン酸ソーダ」をさらに化学変化させたものですが、すでに数年前に小児皮膚科学会で普通のせっけんよりもかえって刺激性が強く、特にアトピーの患者に対しては好ましくないと報告されています。
これらは、はじめ味の素が特許を取り「ミノン」という商品名でしか発売されていなかったのですが、ミノンの特許が切れ、どこでも発売できるようになったのです。
実は「ビオレU」は去年までは中身が弱酸性ではなく、「MAP」(モノアルキルフォスフェイト)という成分でつくられていました。
これはいわゆるリン酸塩そのもので、合成洗剤のリンがすでに廃止になっているのに、それが体を洗うものに入っているのはおかしいと以前から批判されてきたわけですが、突然去年からこのリン酸塩をやめて弱酸性に切り替えました。
しかし、弱酸性の成分のグルタミン酸は窒素系列で、リンとともに富栄養化問題を再発させる恐れがあります。
このように、ダヴの中性、ビオレの弱酸性、どちらもアルカリ性を嫌っていますが、本当はどうなのでしょうか。日本と世界の長い歴史の中で、温泉は人間の健康と皮膚の疾患の改善に効果を上げてきましたが、この温泉はたいがいアルカリ泉です。
「ビオレU」の製造元の花王の固形せっけん「ホワイト」、入浴剤「バブ」(主成分:炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム)はどちらも弱アルカリ性です。
もしアルカリ性が肌に悪いなら、即刻これらの製品を廃止すべきでしょう。
結局、売るための方便として「弱酸性」を使用しているにすぎません。 |
ですので、最寄りの自然食品店でお求め頂くか、弊社がオススメする商品を、ご活用頂ければありがたく思います。
また、「日本人には塩が足りない」には、塩を活用したスキンケアなどが紹介されていますので、それをお伝えしようと思います。
◆基本のソルトリキッドの(10%塩液)の作り方
・準備するもの(
自然海塩20g、水180cc、広口ビン)
・作り方(広口ビンに自然海塩と水を入れ、よく混ぜる→ボトルなどに作り置きしてもOK)
※ソルトリキッドをつけると、しみたり、ヒリヒリするといった刺激が強く感じるようなら薄めてください。
◆ソルトリキッドの使い方
1.手を洗う
水で手を洗ってから、小さじで1〜2杯のソルトリキッドを手の平に取り、全体になじませ、しばらく両手をもみ合わせ、最後に手を洗う |
2.身体を洗う
お風呂でよく温まってから、ソルトリキッドをこぼさないように少しずつ手に取って、全身を洗う。洗うと言っても、ソルトリキッドをお肌に馴染ませるように、手で塗りつけていくだけで、強くこする必要はありません。
でも、何かスッキリしないとか、アカが取れたような気がしないという場合は、ソルトリキッドを塗った後で、綿100%のタオルをお湯で濡らして、優しくこすってください。スポンジや化繊は使わない方が良いでしょう。
全身にソルトリキッドを馴染ませたら、シャワーで洗い流します。脂性の人や皮膚が気になる人は、お湯の温度を熱めにすると良いでしょう) |
3.湯上がりタマゴ肌になる洗顔法
顔も同じようにソルトリキッドで洗顔します。お化粧をしている場合は、さきにクレンジングで落としてください。ぬるま湯で洗ってから、ソルトリキッドを手に取って、顔全体になじませ、軽く、やさしくマッサージします。特に皮脂の分泌の多い額や鼻の周りは念入りに行いましょう。皮脂が浮き出てくるのが分かると思います。
あとは、ぬるま湯でよくすすいで、皮脂と汚れを落とします。最後に水で洗い、肌を引き締めます。
ソルトリキッド洗顔を行うと、肌がしっとり潤い、つやが出てきます。はじめはよく分からなくても、続ければ続けるほど、効果が実感出来ると思います。 |
4.爽快!フケ、抜け毛も減るヘアケア
ソルトリキッドで、シャンプーも出来ます。
最初に、髪をお湯でよく濡らしておきます。ソルトリキッドを少しずつ手に取って、頭皮に塗り、全体になじませます。
次に指の腹を使って頭皮をマッサージします。使い始めのころは特に、人によって皮脂がかなり出てきますから、しっかりマッサージしてください。
次に、毛髪全体にソルトリキッドをなじませます。
その後、熱めのお湯でよく洗い流してください。熱めのお湯でないと皮脂がよく取れません。
汚れ落ちが不安という方は、はじめに軽く石けんシャンプーしてください。フケ症の人がソルトリキッドで洗髪すると、かなり皮脂が出ますから、特に最初はしっかり洗ってください。頭皮(皮脂腺)に詰まった皮脂が代謝し、新陳代謝がよくなるとフケが徐々にでなくなります。
またソルトリキッドでシャンプーしていると、塩の「しめる力」で、抜け毛が大幅に減るようです。 |
5.アトピー性皮膚炎
海水と同じく塩液には、キズを修復し、炎症を鎮める作用がありますから、アトピーの人にもおすすめします。肌に炎症がある時は、ソルトリキッドをしみない程度まで薄めて使って下さい。少ししみても、がまんの出来る範囲なら大丈夫ですが、けっして無理はしないで下さい。 肌の調子がよくなってきたら、様子を見ながら、塩分濃度を上げていきます。アトピーの場合は、ソルトリキッドを使用することも大事ですが、自然海塩をしっかり食べて、体内環境を整えることが先決です。あわせて食事も穀物菜食にすれば、より効果的です。 |
6.歯周病。口臭の予防に歯磨き
塩で歯を磨くのは、昔からある方法です。これは、塩そのもので(自然海塩)を使って下さい。塩には殺菌作用がありますから、口の中がとても清潔になります。
また歯ぐきを引き締め、歯周病(歯槽膿漏)の予防にもなります。歯ぐきの血行がよくなって。きれいなピンク色になってきます。塩歯磨きで、口臭も取れるようです。 |
7.花粉症の季節に、点眼、洗顔、鼻洗浄
自然海塩を使って1%の濃度の塩液を作って下さい。生理食塩水の濃度は、約0.9%なのですが、自然海塩(あらしおタイプ)は10%ぐらいの水分を含んでいるので、1%で大丈夫です。
この「1%塩液」はそのまま点眼剤になります。使い終わった目薬の容器をよく洗うか、点眼容器も売られているので、それを使って下さい。1%塩液で目を洗う場合は、専用の洗顔カップも市販されていますが、わざわざ買わずとも、家にある小さな容器などで十分です。1%塩液を入れた容器を目につけて、バチバチとして洗って下さい。目を洗うと涙が流されてしまうのでいけないと言いますが、それは真水で洗う場合のこと、体液に非常に近い、自然海塩で作った塩液であれば、なんの問題もありません。
鼻洗浄は、市販の鼻洗浄器を用意して、薬剤の代わりに1%塩液で洗って下さい。 |
8.風邪の予防にうがい
1%塩液はうがいにも使えます。風邪の予防に最適です。予防効果を高めるためには、2%程度に濃くしても良いでしょう。 |
なずなの会、赤峰勝人代表は、色々と食事指導してこられた経験から、以下のようなことを語られています。
◆ステロイド軟膏を塗っていた人は、すぐにはツルツルの美しい肌にはなりません。
◆ステロイドの毒性は強力なものです。その毒素は、食養生をしていけば、塗ったところから塗ったのを同じ時間がかかって出ていきます。5年、10年と塗っていた方は、それぐらいかかるということをご理解下さい。
◆乾燥して、ひび割れてくると痛いですから、菜種油(無農薬・無化学肥料)や椿油を塗って、しのいで下さい。痒い時は、大根を輪切りにしてこすると、酵素の働きでかゆみが和らぎます。
◆ダイオキシンについては、ご存じの方も多いと思います。サリン、青酸カリの比ではないほどの毒性を持ち、史上最悪と恐れられる塩素系の有機化学物質です。
◆紙おむつの漂白にも塩素が使用されているため、ダイオキシンが含まれている可能性を否定できないだけでなく、日本女性の母乳に含まれるダイオキシンの濃度が世界で最も高いことを、国立環境研究所が発表しています。