・ローマ帝国時代に、上水道や下水道、大衆浴場などの管、ぶどう酒の壺などに鉛が使用され、それから鉛の汚染を受けた貴族たちに神経障害、流産、死産、不妊、けいれんなどの症状が現れ、ローマ帝国の滅亡を早めた。 |
・セレンは。グルタチオンパーオキターゼの成分としてがん予防に関係しているだけでなく、水銀やカドミウムなどの重金属の解毒にも必要です。 |
・近海の海水中の水銀はわずか0.03ppbという濃度なのに、プランクトンで230ppb。魚類は小魚、中魚、大魚、というように食物連鎖を繰り返すごとに濃縮され、近海魚では、0.6ないし0.1ppmという高いメチル水銀濃度に達する。 |
・メチル水銀は、発ガン性もあり、それらの毒性に拮抗する亜鉛やセレン、ビタミンCなどの摂取強化が必要。 |
・カドミウムは腎臓に蓄積しやすく、高血圧の大きな原因 |
・カドミウムによるイタイイタイ病、水銀による水俣病、亜ヒ酸によるヒ素ミルク中毒事件 |
・ナポレオンの毛髪には、通常人の10倍の濃度でヒ素が含まれ、死因として砒素中毒が考えられた。 |
・アルミにウミによって、アルツハイマー症が増加。アルミニウムは人間の体内に入った時に甲状腺を刺激して脱灰を生じさせ、また脳細胞のリン脂質を過酸化してアルツハイマー症の原因となります。 |
・肥満の人が長生きでないのは、有害物質が脂肪組織にたまりやすく、有害物質を解毒する肝臓や他の内臓に負担が増えるから。 |
・ダイエットの成功は、蓄積脂肪の燃焼によってのみ得られるという重要な法則を、多くの人が知らない。 |
・脂肪を燃焼させるためには不可欠な微量栄養素がいくつかありまし。特にマンガンとマグネシウムは脂肪の燃焼に決定的な役割を果たすミネラルです。また、パントテン酸の供給が不足すると、体脂肪の半分の率しか燃焼しません。 |
・アメリカで発症率が高いガンに大腸ガンと乳ガンがありますが、脂肪の摂取が多いことに加えて、セレニウムの不足が関係しています。 |
・体のどこかで一部分で異種タンパク質の侵入が起こると、それに対する過剰反応が全身で生じます。これが食物アレルギーです。食物アレルギーの主な症状としては、下痢、嘔吐などの消化器系、湿疹やじんましんなどの皮膚系、そして喘息などの呼吸器系のものがあります。現代社会では、肉や卵、牛乳などの動物性タンパク質食品の消費量が飛躍的に増加し、これに伴って、子供だけでなく大人にもアレルギー症状を訴える人が多くなりました。子供の場合は腸のバリアが完成されていないために、
食べ物から得たタンパク質をうまくコントロールできずにアレルギーを起こしやすいのですが、最近ではこのような消化器官の免疫システムの乱れが大人の間でも数多く見られ、なんと「腸に穴が開いている」ということまで起こっているのです。 |
・タンパク質の代謝を円滑に行うためのマグネシウムや亜鉛、ビタミンB6などの微量栄養素を不足させないようにすることのほうが、大変重要なのだということをお伝えしたいのです。 |