子供のアレルギー対策は、新陳代謝を高めることから始まります! 子供のアレルギー専科
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陰陽を知ることは、大切なことです

 まず体温についてから、陰陽について、書き始めようと思います。。

 アトピーやアレルギーなど、生活習慣病や不定愁訴の起こる原因を「冷え」にあるとし、沢山の著書を出されている石原都知事の親戚でもある石原結實先生(中医学)の考えを基に書きたいと思い ます。

 まず、石原先生の著書「体を温めると病気は必ず治る」(三笠書房)に非常に考えさせられる事が書いてありますので、ご紹介します。体温が下がると、どんな症状が表れるのか?

1.36.5℃以上 健康体、免疫力旺盛
2.36.0℃以上36.5℃未満 ふるえることによって熱生産を増加させようとする
3.35.5℃以上36.0℃未満 恒常的に続くと ・排泄機能低下、・自律神経失調症状が出現、・アレルギー症状が出現
4.35.0℃以上35.5℃未満 ガン細胞が最も増殖する体温
5.34.0℃以上35.0℃未満 水におぼれた人を救出後、生命の回復ができるギリギリの体温
6.33.0℃以上34.0℃未満 冬山で遭難し、凍死する前に幻覚が出てくる体温
7.30.0℃以上33.0℃未満 意識消失
8.29.0℃以上30.0℃未満 瞳孔拡大
9.29.0℃以下 死体の体温


 さて、あなたの体温は何度か、ご存じでしょうか? そして、お子さんの平熱が何度あるのか、ご存じでしょうか?

 体温計の使い方を間違う方も多いので、正しい体温の測り方をおさらいしておきたいと思います。

●体温計の先はワキの下の中心部に当て、挟む角度は30度に

 体温計は身体に対して30度の角度でワキのくぼみに当てましょう。そうすることで温度が高いワキの中心部に体温計の先がきちんと当たるようになります。
 正しく体温を測るときは、体温計の先はワキの下の中心部に当てる必要があります。
 これはワキの中心部の近くを太い動脈が通っているためで、身体が持つ本来の体温を反映しているためです。
 上のイラストのように、身体に対して体温計を直角に挟むと、体温計の先はワキの中心からはずれてしまい正確に体温を測ることができなくなるのです
●ワキの下を密閉する

 次に大切なのがワキの下の密閉(みっぺい)です。
 外気の影響をブロックするためにも手の平を上にしてワキを締め、もう一方の手で腕をしっかり押さえましょう。
●測定時間を守る

 簡易に体温を測る場合は、1〜3分でも構いませんが、ワキの下が内蔵などの体温に近い温度になるのはおよそ10分かかります。
 その程度を予測し短時間で測れる体温計もあるので正しい測定時間を守りましょう。
●毎日同じ時刻で計測

 1日の体温リズムの幅はおよそ1度です。正しい平熱を知るには同じ時間帯でも測定が必要となります。

 私の体温は36.5℃前後ですので、上から1〜2番目の位置です。
 しかし、今の30代前半から下の若年層は、3番目か、4番目が大半だと石原先生は警告を発せられています。

 何かのきっかけで話をして分かった私の妹の旦那は、ほぼ同い年ですが、3番の様子。
 しかし、体温に興味など何も持っているように思えません。単に体温が低いだけと安易に考えている様子。また、仕事で知り合った若い女性に聞いても、36℃以上ある人は皆無に近い状態。でも、無関心。が、そんな人達に限って体力もなく、身体が弱いのです。

 皆さんも、早速体温を測ってみて下さい。風邪を引いた時にだけ体温を測るのでなく、血圧を測るのと同様に、体温チェックも欠かせませんよ。

 私がテーマにしている「新陳代謝」。体温が低いと、当然代謝能力が落ちますし、石原先生が1番目に示している健康体、免疫力旺盛状態を保てるわけがありません。

 これまで色々とご相談を頂きましたが、大抵の方の体温は35℃台だと思います。今一度、体温の重要性に気付いて頂きたいと思います。人間は、冷えれば死に至ることもあります。それぐらい身近な問題です。

 視点を変えると、あるガン細胞の実験で39.3℃以上になるとガン細胞が死滅することが確認されていますが、正常細胞は43℃まで生きているそうです。熱が出るっていうのは、身体の自然治癒力や免疫力が働いて病原菌などに対抗していると考えた方が不自然ではないと思うのですが、いかがでしょうか?

 次に、地球上でとても重要な考え方となる陰陽を理解すると、健康になれるのです。

◆ 自然は全て陰陽で成り立っている ◆

陰陽の考えを理解できれば、色々なお悩みが、解消できます!

○あなたは陰性? それとも陽性
陽 性 陰 性
●男性、とくに禿頭
●暑がり、血圧高め
●筋力あり、活発
●便秘がち
●女性、男性でも白髪
●冷え性、低血圧、下痢(または便秘)
●体力ない、朝弱く、よいっ張り
●高血圧、脳卒中
●心筋梗塞、便秘
●欧米型ガン(肺、大腸、膵臓、前立腺など)
●糖尿病、痛風
●脂肪肝、肝炎
●低血圧、貧血、胃炎、潰瘍、胃ガン
●アレルギー、リウマチ、痛みの病気
●うつ病、精神病、自殺、むくみ、腎臓病
●膠原病、バゼドウ病
●下痢、カゼ、肺炎、心不全、結核、便秘、虫歯
●乳ガン、子宮ガン、卵巣ガン、白血病
●北方産、固い
●赤、黒、橙、黄色のもの
●塩、味噌、醤油、明太子
●根菜(ごぼう、人参、レンコン、生姜、山芋)
●黒っぽいもの(紅茶、海藻小豆、黒豆)
●日本酒熱燗、赤ワイン、梅酒、お湯割のウィスキー&焼酎
●南方産、柔らかい、水っぽい
●青、白、緑色のもの
●水、酢、牛乳、ビール、ウィスキー、コーラ、ジュース
●南方産(バナナ、パイン、ミカン、レモン、メロン、トマト、キュウリ、スイカ、カレー、コーヒー)
●白いもの(白砂糖、白パン、化学調味料、化学薬品)
●葉菜類


陰・陽で見る肉体
太陽


人間でも、上図のように、上下、左右、前後で、陰陽が分かれています。また、地球上で言うと、太陽に向かえば、陰が強くなり、土の中は陽となります。



 上図のように、体質が陰か陽かで全く違う性質で、かかりやすい病気も違い、好む食べ物も変わってくるのです。だからこそ、自分の体質を掴んだ上での、食生活が重要となります。

冷えの原因:緑黄色野菜 冷えの原因:果物

○陽性の食品と陰性の食品と間性の食品
陽性(赤・黒色) 間性(黄色) 陰性(白・青)
・塩
・梅干し、漬け物
・味噌、醤油
・チーズ
・肉類、卵
・魚介類・魚
・日本酒、赤ワイン
・焼酎のお湯割り
・ネギ、玉ねぎ
・にら
・にんにく
・ショウガ
・根菜類
・小豆、黒豆
・黒ゴマ
・紅茶
・玄米
・黒パン
・きび
・大豆
・黒砂糖
・ハチミツ
・カボチャ
・イチゴ
・りんご
・サクランボ
・ブドウ
・プルーン
・さつまいも
・パン
・牛乳
・酢
・植物油、バター
・白砂糖
・カレー
・化学薬品
・清涼飲料水
・ビール、ウィスキー
・コーヒー
・緑茶
・菓子類、ケーキ類
・トマト
・葉菜類
・熱帯・温帯の果菜
身体を温める飲食物 人間の主食 身体を冷やす飲食物

 上図を知らずに、健康に良いからといって、季節に関係なく、身体を冷やす原因となる緑黄色野菜のサラダなどを中心とした食生活を繰り返していると、知らず知らずの内に冷え性の原因となっているのです。

冷えの原因:ヨーグルト

 栄養のバランスも重要ではありますが、意外とこのような事実を知らずに、料理を作っている方々が多いのも事実です。

 「冷え対策」のポイントは、TVで紹介されているような目先の対処法も必要ですが、根本的に新陳代謝力を上げ、血流を良くするしかありません。
 その為にも、戦後どっと日本に流入してきた食生活の見直しから始めることが必要だということになります。

 つまり、戦前まで日本人が摂ってきた食生活に大きなヒントが隠されているのですが、「粗食のすすめ」という本が発売されて以来、その良さが見直されつつあるのが実態です。


 しかし、元来の日本食には食べるスタイルに大きな欠点があり、黙って食べるという長い間続いた習慣は見直さなければならないでしょう。

 また根付いてしまった欧米の食事を完全に否定するのも無理な時代ですので、楽しく会話しながら食べるという習慣を取り入れつつ、陰陽を理解し、また歯の比率を理解しつつ、食生活を送ることが重要だと考えられます。

 それらを無視して、砂糖たっぷりの甘い物や清涼飲料水などを飲み続ければ、「冷え性」が良くなるはずがありませんので、ご注意下さい。

「冷え症」にも様々タイプがあります。

 身体が冷えると様々な悪影響が及ぼされます。

 「冷え」の権威(石原結實医師)が教えるトライアングル

 「冷」「水」
 
      
“冷・水・痛”は、お互い密接に関係している。
 
「痛」         「冷えは万病のもと」「人間は冷えると死ぬ」

  
東京都知事の親戚、石原医師は、「冷え」による病気・症状の違い、治療法の違いを唱えています。
タイプ別冷え 現れる症状
@「全身冷え」タイプ リウマチ、風邪。肺炎、白髪、腹痛など
A「冷え・のぼせ」タイプ 便秘、生理不順、子宮筋腫など
B「体表の結構不良」タイプ 肌荒れ、身体のかゆみ、肩凝り、腰痛など
C「水たまり冷え」タイプ 下痢、動悸、頻脈、ぜんそく、アトピーなど
D「下半身冷え」タイプ 精力減退、糖尿病、腎臓病など
E「気冷え」タイプ 倦怠感、食欲不振、自律神経失調症など


 症状別の治療法については、具体的な方法は石原先生にお任せするとして、石原先生が提唱されている方法について、ここで色々と基本的なことを説明します。
@りんご1個、にんじん2本をジューサーで、ジュースにして朝食代わりとする。
Aショウガ紅茶(紅茶に、生姜小さじ1杯程度加え、黒砂糖orハチミツを適量加える)を朝食代わりか、1日1〜3回飲用する。
B生姜湯(ひね生姜10g、黒砂糖orはちみつ…適量)を毎日飲用する。これに葛粉を少し加えると、保温、発汗作用がさらに高まる。
C梅醤番茶…湯飲み茶碗で梅干し1個を潰し、醤油大さじ1杯を加え、よく練り合わせ る。それに、生姜をおろし、布巾で絞った汁を3〜4滴落とし、熱い番茶を入れ、よく かき混ぜて飲む。
D酒好きの方は、ウィスキーのお湯割りに、レモン半分〜1個を絞って入れて飲む。
E酒好きの方は、生姜酒(生姜100gをスライスし、果実酒用広口ビンに氷砂糖150g と一緒に入れ、ホワイトリカー1.8リットルを注ぎ、密閉して冷暗所で3ヶ月)を飲用する。
F酒好きの方は、日本酒1升に、生姜100gを細かく刻んで 入れ、氷砂糖か蜂蜜を適量を加えて 飲用する。
G主食を玄米に変更するか、白米の場合、黒ゴマ塩をふりかけて食べる。
Hゆで小豆(小豆50gをよく洗い、水600ccを加え、小豆が柔らかくなるまで、約30分煮込む)を食べると、利尿作用が高まる。
I玄米or白米に、小豆を1〜2割入れて、赤飯にして食べる。
J緑茶を飲む場合は、梅干し1個を加えて飲むように心掛ける。
K水、緑茶、コーヒー、コーラ、ジュースなど身体を冷やす水分の摂取を極力控える。
Lよく噛んで少食に(腹8分目を心掛ける)
M1日1万歩を日課としたり、ダンベル体操を心掛ける。身体を動かす努力をする。
N湯船に20分程度ゆっくりと浸かる(血の体内循環が20分程度の為)。下記の風呂にすると、さらに効果が高まる。
 ・生姜風呂(生姜1個をすり下ろし、布袋に入れて湯船につける)
 ・にんにく風呂(にんにく1房をおろし、布袋に入れて湯船につける)
 ・塩風呂(自然塩1つまみを、湯船に入れる)


 つまり、石原先生は身体を冷やす食べ物を極力控え、身体を温める食べ物を食べ、身体を動かしたり、身体を温めたりする方法を取り入れるクセづけを訴えられています。
 またこれらの方法の他に、根本的にビタミン・ミネラルを補給し、新陳代謝をアップさせることで、更に効果を高めることができます。


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