◆病院とは、医者が病気を治す場所でなく、患者さんの病気を見つけて、病名をつけ処置をして、薬を出す所と言い切るお医者さんがいらっしゃいます。
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◆医者が、患者さんの健康状態を診ることはできない。病気を診る技術はあっても、健康であるかどうかを診るという教育を受けていない。 |
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◆現代医学は、全ての病気に対して現れた症状だけに対処を行うのです。
→一時的に確かに解決してくれるので有り難いのですが、食源病である生活習慣病は、 根本的に解決されていない為、異常は放置されたままなので、日々代謝機能が弱まり、いづれもっと重い病気となり出てくる可能性が高い。 |
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◆専門医になってしまうと、からだ全体のことを忘れ、悪くなった部分、例えば眼なら眼、耳なら耳だけを治療しようとして、眼と耳の関係を無視してしまう。 |
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◆薬は、一時的な症状を抑える働きをする。
→反動として、自然治癒力を抑えてしまう為、本来の自然治癒力が働かなくなり、薬に頼ったが為に、結局病状を悪化させてしまうことも度々あるのです。 |
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◆現代医学は、ウィルス、細菌感染を対処する為に発達してきた。
→現代医学の発達により、飛躍的に人間の寿命が延びてきたことは確かであり、欠かすことの出来ない医学であることは間違いありませんが、発達過程が伝染病であるウィルス・ 細菌感染を主眼においてきた為、食源病である生活習慣病に対しては、原因を特定することを出来ず、治療法が確立できないのです。なぜかは、栄養学が今まで、おざなり扱い、軽視されてきた結果でもあるのです。 |
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◆東洋医学と西洋医学の違いは、人を相手にしているのか、部分的な病気を相手にしているかぐらいに大きな隔たりがある。
→現代医学は、科学という技術のみで克服しようとしている。しかし、人間も地球上の動物であることに変わりませんので、どのように生活し、どのような食生活をしているのかを知らなければ、病人や病気と向き合えないのだと思います。
→西洋医学は、人体はどこの国でも季節に関係なく、あくまで人体と考えています。
→もっと自分の顔を見て、身体の全体を見て、それから病理診断してくれるホリスティック(全体的)な観点を持つ医者に出会いたいと、ある医師が語られています。 |
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◆東洋医学は、「木を見て森も見る」。しかし、西洋医学は、「木を見て森を見ず」。身体は、相互関連して働いているはず。単独で働く臓器はないはず。
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◆現代医学は、“病気を治す”のに対して、東洋医学は、“病人を治す”。 |
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◆健康診断は、患者さんの為というより、むしろ病院の為に考えられた制度なのか?
→事実、米国で世界恐慌時に病院を救う為に始まった制度 |
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◆ガンに対して、西洋医学は「何か悪い物が体内に入り、発ガン物質が作用してガン化した」と考えるのに、東洋医学は「この身体が変化してそうなった」と考えるのです。
従って西洋医学は、異物を手術で切除したり、抗ガン剤で叩こうとします。
逆に東洋医学は、ガンは身体の一部なのだから環境を整え、それが自然に消えていくような方策を採ります。
つまり、正しい食養生で、その人本来の治癒力を高め、健康な体に戻そうとするのです。 |
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◆現代医学が抱えている問題は、人間の身体を物質としてとらえているために、全体として成り立っていることを忘れ、どうしても悪い部分だけに眼がいくことであろう。そして、それを科学だけで解決出来ると信じていることである。 |
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◆薬は生体にとって異物であるために、多かれ少なかれ何らかの副作用をもたらす可能性があります。また、その効果は解毒、代謝されるまでの短い期間しか続かないので慢性病では使用し続けることになり、依存性が生じてきます。
→病気が発生する初期に、多くの人が医療制度の発達もあって、自分の体に備わっている自然治癒力システムに目を向けようとせず、安易に薬に依存してきました。 |